アメリカ旅行の記憶①

アメリカ旅行の記憶① ボストン編


パソコンを買い替えた関係でデータ整理していたら、2015年11月にアメリカに旅行したときの写真が見つかった。台湾に交換留学中ではあったが、大学に連絡せずに勝手に行っていた。たぶん大学にバレたら結構怒られていたのだろうけど、もうそろそろ時効でしょう。


まだ、と今になると思うが21歳だった。1人で海外旅行に行ったのは、もしかすると、この時が初めてだったのかもしれない。旅行の途中も、終えたあとも少し大人になった気がした旅だった。


訪れたのボストン、ワシントンD.C とニューヨークの3都市。なぜか?単純に留学生向けの就職活動フォーラムがボストンであったから。そしてボストンに行ったついでに他の2都市も旅行することにした。ずっとこの音楽を聞いていた気がする。なんだか悩んでいた心には、ちょうど良い感じの優しさがあったのかもしれない。


Piano Bar: Smooth Jazz Club at Midnight Buddha Café


飛行機はどんな経由だったろうか。台湾の桃園国際空港(響きが懐かしい…)から、おそらくまずはサンフランシスコ国際空港に行ったと思う。そこから乗り継ぎでジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港(名前長いな…)に向かった気がする。


ホテル予約するのが遅かったのが悪いのだけれども、就活会場の近くのホテルはすでに満員で予約できなかった。だから、会場からも、空港からもかなり遠いところにホテルをとってしまっていた。ボストンついたのが23時ぐらいで電車とかはすでに動いてなかったと思う。

これ大丈夫かと思いながら、とりあえずタクシーに乗りこんでホテルまで向かった。運転手が電話しながら「中国人の若いのが乗ってきたぞ」と言っていて、一応「ああ日本人ですよ」とか言ったけど、まあどうでもいいですね。個人的にもどうでも良かったけど。じゃあなんで書いたんだって話ではあるんですけれども。


で、やっぱりホテルから会場まで遠いので朝もタクシー。無駄にお金を使ってしまっていますね。最初の2日間ぐらいはちゃんと就活フォーラムに参加していたけど、就活の話など誰も興味ないだろうし、私もないので全て割愛します。

フォーラムが終わった日なのか、終わってない日も行っていたのかは覚えていないけどボストンでは2つの美術館にいった。おそらく先に行ったのが「Institute of Contemporary Art」という美術館。なぜ選んだのかはよく覚えていない。そもそも、ここまでどう行ったのかも覚えていない。おそらく歩いたのかな?歩くの好きなのは昔から変わらない。


展示も割と好きだったけど、建物自体が素敵だった。海沿いにあって、天気が良ければ散歩するだけでも楽しい場所だと思う。訪れたときは曇りがちだったけど、それでも「ああ、いい場所だなあ」と感じていた。



この美術館の近くに、「Boston Tea Party Ships & Museum」があった。一応、美術館という名前にはなってるんですね。記憶の中では美術館というよりは、お土産店ということになっています。1773年の「ボストン茶会事件」があった場所だから、こういう美術館もあるんですね。割とこじんまりとした場所で、茶器など売っていました。特に買いませんでしたが。



この美術館の近くの桟敷が素敵だったので、ベンチに座って目の前のチャールズ川とやらを眺めていました。空がいい感じで紫色だったので、写真を撮ったのも覚えています。写真撮りながら、今後どうやって生きていこうかなぁなどと考えていたような気がする。いや何も考えてなかったかもしれないけど。



もう1つ訪れた美術館が「Museum of Fine Arts, Boston」です。ボストン美術館ですね。一時期、名古屋にあった気がしますけど、あれの本家というところでしょうか。ここは何で訪れたのかは覚えていて、ポール・ゴーギャンの「我々はどこからきたのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」があるから。さあ、我々はどこからきたのでしょうか?そして一体どこに行くのでしょうか。ヒンドゥー教に言わせると、「我々は永遠にここにいる」ということになるのでしょうか。





ボストン美術館を訪れたのは結構夜遅めだったと思う。なかなかボストンに来る機会も人生でそうそうないかもしれないと思いながら街をぶらついていたらホロコースト関連の記念碑のようなものがあった。ドイツの牧師、マルティン・ニーメラーの有名な「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」の言葉を記した刻板もあった。何かボストンと関係があるのかな。







写真は全部iphone6で撮っていたと思う。桟敷からの写真とかなかなか良いもの撮れたなと思っていたと思うけど、今見てもなかなかいい感じ。


ということで次回は、ボストンの後に訪れたワシントンD.C編。乞うご期待。